カメラでアウトドアなレビュー

愛用のカメラやアウトドア関連製品をご紹介します。

室内手持ち撮影で比較 『EF35mm F2 IS USM』 『EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM』 『EF24-105mm F4L IS USM』

↓『EF35mm F2 IS USM』

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↓『EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM』(左)

『EF24-105mm F4L IS USM』(右)

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愛用3機種の室内手持ち撮影比較です。

 

それぞれ 単焦点F2.8Lの描写IS(手ぶれ のメリットが日常使いでどうでるか、あえて酔っ払いながら(笑)適当に手持ち撮影してみました。

使用BODYは5D markⅢです。

 

まず、『EF35mm F2 IS USM』

↓F2.0 さすが単焦点明るい発色、ボケも綺麗です。撮影距離もグッと寄れます。

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↓F2.8

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↓F4.0

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↓F8.0

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続いて『EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM』

↓F2.8 35mm IS無くても輪郭は一番はっきり している気がします。

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↓F4.0 35mm

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↓F8.0 35mm

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最後に『EF24-105mm F4L IS USM』

↓F4.0 35mm これ以上寄れない・・・ですが、そつなく写ります

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↓F8.0 35mm

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トリミングして比較

上から『EF35mm F2 IS USM』『EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM』『EF24-105mm F4L IS USM』、全てF4.0です。

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F4LはISは魅力ですが、そもそも描写が・・・。設計の古さでしょうか。

私としては日々の室内スナップ撮影には、ボケ方などがやりすぎ感のない『EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM』が好みです

 

◆今回のレビュー製品リンク

↓EF35mm F2 IS USM

 ↓EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM

↓ EF24-105mm F4L IS USM

 ↓おまけ

 

『スポーツ写真/ビデオ撮影に使える雲台。望遠レンズEF100-400mm F4-5.6L IS Ⅱ USMにもピッタリ』 マンフロット プロフルードビデオ雲台 MVH500AH

 

イタリアの三脚メーカー マンフロット(Manfrotto) フルードビデオ雲台 MVH500AH です。

 

この度お待ちかねの新望遠レンズ(CANON EF100-400mm F4-5.6L IS Ⅱ USM)の導入により、流石に長時間の手持ち撮影がきつくなってきたので購入に至りました。

 野鳥撮影をされている方々のレビューを参考にしたところ、このMVH500AHの評判が良かったのです。

外観

 

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同価格帯では、トルク調整可能なMVH502AHが発売されていますが、なにせデカすぎ、目立ちすぎ(笑)。

このMVH500AHはトルク調整機能はありませんが、スチール雲台からもそんなに違和感なく移行できる位にコンパクトに収まっています。

 

赤リングがおしゃれです。

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外箱もXtreamな雰囲気。カメラカメラしていない感じでGOOD。

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雲台の真ん中には大きく空間があります。BLIDGING TECHNOLOGYと言うらしいです。軽量化に一役買っていそうです。

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ブリッジ下後部に水準器装備。下のネジはパン(左右方向)固定用です。

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チルト(上下方向)はこちらのダイヤルで固定します。左上のネジ穴は3/8インチです。モニタ等のアクセサリをマウントできます。(日本製アクセサリは1/4インチネジですのでご注意を。変換ネジが必要です

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 パン棒。ゴム製の取っ手で質感が良い。雲台の左右両方に付け替え可能です。

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クイックシューは金属製。ビデオカメラや望遠レンズ三脚座がずれないように、樹脂のポッチ(?)が付いています(取り外し可能)。滑り止めのゴムプレート付き。

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裏面。固定ネジは3/8インチでマイナスタイプです。カメラ装着にはコイン等が必要です。(ここがちょっとマイナスポイント)

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親指のところにあるレバーを下げながら雲台の上から押し込むように入れます。シューは前後方向に自由に移動できます。レバーはネジになっていますので好きな位置で締めてシューを固定します。

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雲台三脚取り付けネジ部。ここも3/8インチです。私の三脚はSLIK製(1/4インチ)ですので、別売りの変換アダプタを使っています。

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 マンフロット純正の変換アダプタ MN-088LBP (下の写真のメッキ部分)。滑り止めゴムも付属していてしっかり固定できます。

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取り付けてみます。

今回は、愛機のEOS 7D markⅡ + EF100-400mm F4-5.6L IS Ⅱ USM

との組み合わせです。レンズ側にもポッチ穴がありますので、合わせて締めて・・・

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 じゃ~ん!かっこいい・・・・

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見た目のバランスも良いと思います。

 

下向けて固定。

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上も。

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この雲台の良いところはうっかり三脚座と雲台の固定ネジを締め忘れても、下写真のようにストッパー機構でカメラの落下を防いでくれます。この写真を撮っているときもスーッとカメラが落ちて一瞬焦りましたが、しっかり守ってくれました(笑)上向き側も同じようにストッパー機構があります。

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先日早速撮影に使いましたが、とても撮影が楽になりました。もう手をプルプル言わせながら波を待っていることもありません。本来は”ビデオ雲台”ですが、重量のある一眼での撮影に真価を発揮すると思います。最近の一眼はビデオ機能も付いていますので、ビデオ撮影も併用しながら撮影するスタイルにも向いていると思います。

 

購入前はトルク調整ができないのを心配していましたが、一眼+望遠レンズ(CANON EOS 7D mark2 + EF100-400mm F4-5.6L IS Ⅱ USM)の組み合わせでも、少しの間でしたらノーロックで手を離しても位置をキープできます。動きはなめらかで被写体の急な動きにもついていけます。写真初心者の私の嫁さんも撮影で問題無く使えていましたので、女性にもおススメな雲台と思います。

 

三脚もマンフロットで揃えられたい場合は、

・三脚セット: MVH500AH-755XBK or MVK500AM、

・一脚セット: MVM500A

になります。

(結婚式ではプロのビデオカメラマンがMVM500Aを使っているのをよく見かけますね)

 

私はお試しということで雲台のみ購入しましたが、カメラと合わせて重量級ですので、今の三脚ではふらつきがあり、結局新しく耐加重性能のある三脚を物色しています。

 

(ちなみに物色結果はコチラ↓)

cameraoutdoor.hatenablog.com

 

マンフロットのセット三脚は、同価格帯の国産三脚と比べて耐加重性能が良いので、折角購入するのであれば三脚セットを購入したほうが後悔がないかもしれません。

 

ちなみにこのレビューの写真は、

CANON EOS 5D mark3 + EF35mm F2 IS USM で撮影しています。

片手持ちのためブレブレですがご参考にどうぞ。

 

★レビュー製品★

↓ MVH500AH

 

↓ 変換アダプタ

 

★関連製品★

↓ MVH500AHとの三脚セット(MVH500AH-755XBK)

 

↓ MVH500A(ハーフボール)との三脚セット(MVK500AM)

 

↓ 一脚セット(MVM500A)

 

↓ CANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM