実録 GTX 10シリーズのマイニング効率を計測してみる。
この度、遅ればせながら仮想通貨のマイニングデビューしました。
昨今、暴落や流出の件もありマイナスイメージが付いてきた仮想通貨ですが、趣味もかねてコツコツ掘っていこうかと考えています。
現在、私のGPUは、以下GEFORCE GTX10シリーズの GTX1080, GTX1070Ti, GTX1070, GTX1060 6GB の計4枚で構成しています(すべてmsi製)
ゆくゆくは最大6枚までの増設を考えていますが、今後どれを増やそうか悩ましいところです。そこで今回は、msi AFTERBURNERでパワーリミットを50~100%に振って、それぞれの消費電力(コンセント式電力メーター)とマイニング収入(NiceHash)を計測してマイニング効率を割り出してみました。
ここで言うマイニング効率は、(マイニングで得られる収入)/(電気代) です。例えばマイニング効率300%の場合、電気代100円払うと、300円が獲得できるイメージです(利益は200円)。
※測定時はオーバークロックはしていません。
※NiceHashはGPU毎に得意な通貨を自動判定してマイニング→ビットコインに変換します。今回は効率検証のため、特にマイニング通貨の指定はしていません。
※あくまで読み値による数値です。また税金も考慮していません。ご参考程度にお考え下さい。
さて結果はと申しますと・・・・
1位 : GTX1080 マイニング効率 528%
そりゃもう一番お高かったので1位になってもらわないと困ります(笑)
2位 : GTX1070Ti マイニング効率 490%
後述のGTX1070より消費電力が少なくなっています。
3位 : GTX1060 6GB マイニング効率 466%
本体の安さと低消費電力を考えるとこれで数打つのもアリです。
4位 : GTX1070 マイニング効率 434%
ネットでは評判のよいGTX1070ですが、効率ではGTX1060に劣る結果に・・・。
まとめ:
一応順位付けしてみましたが、測定誤差も考慮すると正直GPUの性能差の割にマイニング効率はあまり変わらない結果でした。要するに電気代を性能に変えてるだけってことですかね(あたりまえですが)。GPUの世代が変われば劇的に変わるところかもしれません。
それはさておき今回一番の発見はと言いますと、上記グラフを見れば一目瞭然ですが、マイニング効率で考えた場合、
パワーリミットは最低値50%に設定しましょう!
(そこかい!)
パワーリミットは下げれば下げる程お得な結果には驚きました。今まで何となく70%程度に設定してきましたが、これからは全GPU一律50%にします。
また上記結果には、GPU本体の設備投資やリセールバリュー、故障等のリスクを含んでいません。これらを含めると違う結果になるかもしれません。それらは次回検証します。
それでは少しでもみなさまのご参考になりますように・・・
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①GTX1080
MSI GeForce GTX 1080 GAMING X 8G 『Twin Frozr VI/OCモデル』 グラフィックスボード VD6060
②GTX1070Ti
MSI GeForce GTX 1070 Ti GAMING 8G グラフィックスボード VD6490
➂GTX1070
MSI GeForce GTX 1070 GAMING X 8G 『Twin Frozr VI/OCモデル』 グラフィックスボード VD6072
④ GTX1060 6GB
MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC グラフィックスボード VD6307
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